風景とマラソンと読書について語るときに僕の撮ること

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カテゴリ:読むこと( 258 )


2016年 04月 02日

『ガソリン生活』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、伊坂幸太郎さんの『ガソリン生活』でした。
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私も始めて知ったのですが、
車同士は排出ガスの届く距離であれば会話可能だそうで、本作の語り手もデミオなんです。
但し、車同士の会話は人間には聞こえないのですが、とにかくこの車同士の会話がやたらと面白いのです。

本作はユーモラスなミステリーであり、Low・Drive・Parkingの三章で構成されています。
そしてエピローグまで含めて、巧みに練り上げられた作品なのですが、
ほのぼのとした良い読後感に包まれます。

個人的には、同氏の作品の中でも特に好きな作品の主人公4〜6人がさりげなく出演していて
とても嬉しくなりました。

PS)
「認められたい」 「役立ちたい」 「褒められたい」
人間が働くには、お金のため以外に、この三つの欲求があるらしい。

今日の読後メモです。

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by mitaphoto | 2016-04-02 21:10 | 読むこと
2016年 03月 26日

『ホワイトアウト』(再読)

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、真保裕一さんの『ホワイトアウト』でした。
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どんなに面白かったと思っても、あまり再読はしない主義なのですが、
今回はめずらしく再読です。

何故再読に至ったか?と言えば、
先週読んだ作品が不完全燃焼だったので
『神々の山嶺』を再読しようと思い我が家の本棚を探しに行きました。
そのとき偶然これが目に入った途端に無性に読みたくなり、こちらを再読してしまいました。

最初に読んだのは、15年くらい前だったと思いますが、全く古さを感じさせません。
圧倒的な描写力、一度読んでいるのにドキドキハラハラ。
今読み返してみても、やはりこれは名作であり、最高傑作でありますね。


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by mitaphoto | 2016-03-26 21:08 | 読むこと
2016年 03月 22日

『呼ぶ山』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

本日お昼休みの読了は、夢枕獏さんの『呼ぶ山』でした。
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2年前に同氏の『神々の山嶺』を読んだ後、あとがきを読んでいたら
確か?「これ以上の山岳小説は書けないから、もう山岳小説は書かない」
みたいなことを書いてあったような気がするのですが、私の記憶違いかもです。

そして、この作品は山岳短編集なのですが、その中に『神々の山嶺』のスピンオフ作品もあるようで
楽しみに読みました。

しかし『神々の山嶺』とは、どの作品も全く作風が違うので
最初はとても戸惑いました。
これは山岳小説ではなくてホラーだよな?

でも、日本昔話的な楽しみもあり、これはこれで楽しめました。

売る為には仕方ないのでしょうが、
帯には『神々の山嶺』スピンオフを全面に押し出さないで勝負して欲しかったです。


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by mitaphoto | 2016-03-22 22:05 | 読むこと
2016年 03月 19日

『ドンナビアンカ』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、誉田哲也さんの『ドンナビアンカ』でした。
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この前に、同氏の『あなたが愛した記憶』を読んで、
なんとなくモヤモヤしていたのですが、本作はスッキリしました。

現在進行している事件と、回想シーンを巧く交えて
ストーリーを構築されています。

特別大きな事件を書いている訳ではないのですが、
じわじわと心に染みて来ました。

ミステリーでもあり、恋愛小説でもあります。


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by mitaphoto | 2016-03-19 21:31 | 読むこと
2016年 03月 12日

『あなたが愛した記憶』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、誉田哲也さんの『あなたが愛した記憶』でした。
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大好きな誉田哲也さんですが、購入したのに読む気になれなかった作品。
帯のイメージから、誉田さん作品の中ではチョット苦手だった『月光』を彷彿とさせてしまう。
そして読み終えてみれば、これは若干ホラーでしたね。

誉田さんの作品は全て読んでいる訳ではなく、
『妖の華』や『アクセス』つまり、ホラー系は読んでいないのです。

解説にもありましたが、
誉田さんはデビュー10周年に当たる年に原点回帰としてこの作品を書きたかったようで、
本当はこのような作品が好きなのかな?と想像したりもします。
私的には苦手な分野になりますし、読後感が良かった訳ではないのですが、
それでも読み始めてしまえば続きが気になり、最後まで読ませてしまうのは流石です。


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by mitaphoto | 2016-03-12 08:44 | 読むこと
2016年 03月 05日

『とんび』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、重松清さんの『とんび』でした。
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購入後、何年も放置していた本です(帯にはドラマ放送予定と書いてありますが、2013年に放送されています)

以前、この方の作品を読み漁った時期もあったのですが、
かなり久しぶりです。
別に飽きたとか、ましてや嫌いになった訳でもないのですが、
どうせまた泣かせる魂胆だろ?的な感じで遠ざかっていました。

思い立って読み始めたのですが、
「絶対泣いてやるものか」と決意して読み始めたにも関わらず、
50P目くらいですでに涙の第一陣が訪れ、
結局最後まで泣かされっぱなしでした。

実はこの方の作品、購入後未読にしている作品が他にも沢山あり、
また読んでみようと思います。

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by mitaphoto | 2016-03-05 08:09 | 読むこと
2016年 02月 27日

『笑うハーレキン』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、道尾秀介さんの『笑うハーレキン』でした。
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事業に失敗し、会社と家族を失くした家具職人を中心に、
ホームレスなども事件に巻き込まれていく。

社会の底辺を生きる人たち、
また、その人たちの人生の中でも底辺を描きながらエールを送る。
そんな作品です。

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by mitaphoto | 2016-02-27 08:57 | 読むこと
2016年 02月 20日

『風の墓碑銘』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、乃南アサさんの『風の墓碑銘』でした。
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短編集を除けば、女刑事音道貴子とオッサン兼アザラシ体型の滝沢保警部補コンビの3作品目です。

貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見されます。
音道貴子刑事は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとしますが、認知症のため話になりません。
手がかりが得られない日々が過ぎていくなか、その今川が殺害されてしまいます。

さて、犯人はだ〜れだ?

もう期待以上の面白さで、登場人物の人間味がうまく書かれています。
コンビが登場する短編も読まなければですね。
これはもう義務です。

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by mitaphoto | 2016-02-20 21:42 | 読むこと
2016年 02月 13日

『怒り』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、吉田修一さんの『怒り』でした。
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血文字で「怒」と書き残されていた殺人現場。逃亡を続ける犯人。
その1年後から物語は始まります。
千葉の漁港で暮らす父と娘。
大手企業に勤める同性愛者の若者。
福岡から母と2人で沖縄の離島へ引っ越した女子高生。
それぞれに前歴不詳の3人の男が現れ、やがて犯人では?疑いが生じ始めます。
結末に多少の難があるのは否めませんが、それでもグイグイ引き込まれて一気に読ませてくれます。
登場人物の全てが印象深く、とても面白かったです。


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by mitaphoto | 2016-02-13 21:07 | 読むこと
2016年 02月 06日

『沈黙の町で』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、奥田英朗さんの『沈黙の町で』でした。
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ある町の中学校で起きた生徒の転落死。
事故か?自殺か?殺人か?

やがて、転落死した生徒がイジメにあっていたことが判明する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同じようなテーマでは、宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』も面白かったですが、
奥田英朗作品もまた面白かったです。

死亡した学生の遺族、加害者と疑われた生徒たちと保護者たち、
学校関係者、警察、マスコミなど
登場人物をそれぞれの立場から、とても丁寧に描写されています。
もう、まるで実際に読者の私も当事者であるようなリアル感で一気に読み終えました。



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by mitaphoto | 2016-02-06 20:32 | 読むこと