風景とマラソンと読書について語るときに僕の撮ること

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カテゴリ:読むこと( 251 )


2016年 02月 20日

『風の墓碑銘』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、乃南アサさんの『風の墓碑銘』でした。
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短編集を除けば、女刑事音道貴子とオッサン兼アザラシ体型の滝沢保警部補コンビの3作品目です。

貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見されます。
音道貴子刑事は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとしますが、認知症のため話になりません。
手がかりが得られない日々が過ぎていくなか、その今川が殺害されてしまいます。

さて、犯人はだ〜れだ?

もう期待以上の面白さで、登場人物の人間味がうまく書かれています。
コンビが登場する短編も読まなければですね。
これはもう義務です。

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by mitaphoto | 2016-02-20 21:42 | 読むこと
2016年 02月 13日

『怒り』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、吉田修一さんの『怒り』でした。
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血文字で「怒」と書き残されていた殺人現場。逃亡を続ける犯人。
その1年後から物語は始まります。
千葉の漁港で暮らす父と娘。
大手企業に勤める同性愛者の若者。
福岡から母と2人で沖縄の離島へ引っ越した女子高生。
それぞれに前歴不詳の3人の男が現れ、やがて犯人では?疑いが生じ始めます。
結末に多少の難があるのは否めませんが、それでもグイグイ引き込まれて一気に読ませてくれます。
登場人物の全てが印象深く、とても面白かったです。


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by mitaphoto | 2016-02-13 21:07 | 読むこと
2016年 02月 06日

『沈黙の町で』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、奥田英朗さんの『沈黙の町で』でした。
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ある町の中学校で起きた生徒の転落死。
事故か?自殺か?殺人か?

やがて、転落死した生徒がイジメにあっていたことが判明する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同じようなテーマでは、宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』も面白かったですが、
奥田英朗作品もまた面白かったです。

死亡した学生の遺族、加害者と疑われた生徒たちと保護者たち、
学校関係者、警察、マスコミなど
登場人物をそれぞれの立場から、とても丁寧に描写されています。
もう、まるで実際に読者の私も当事者であるようなリアル感で一気に読み終えました。



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by mitaphoto | 2016-02-06 20:32 | 読むこと
2016年 01月 30日

『しゃぼん玉』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

心配された大雪ではなく、冷たい雨の今朝。
その今朝の読了は、乃南アサさんの『しゃぼん玉』でした。
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最近、すっかりハマってしまった乃南アサさんの作品。

自分は生涯しゃぼん玉のように、ただ漂って生きていく。
そしていつか、どこかでパチンと弾けて消える。それだけの存在。

残り数ページで危険を察して、
まだ誰も来ていない医院に戻り残りを読みました。

小説を読んで泣いたことは数知れませんが、
今回は、なかなか大きな声で泣かせて頂きました。笑


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by mitaphoto | 2016-01-30 08:59 | 読むこと
2016年 01月 24日

『友罪』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

この冬一番の寒気とのことですが、やはりアイスコーヒーです。
そして今朝の読了は、薬丸岳さんの『友罪』でした。
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もしも友人が、過去に重大な殺人事件を起こしていた犯人だとわかったら
それでも友達でいられますか?との問いかけです。

誰が読んでも、平成9年の神戸○○□■事件を題材にしていることは明らかで、
どのような結末にしても、賛否両論あることは勿論のこと、
厳しい批判もあることでしょう。

しかし、この題材で小説を書けるとしたならば、
自分以外には有り得ない、オレが書かなくて誰が書く
という、著者薬丸さんの魂を感じました。

この難しいテーマによくぞ挑んだと思います。

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by mitaphoto | 2016-01-24 22:38 | 読むこと
2016年 01月 16日

『残り全部バケーション』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、伊坂幸太郎さんの『残り全部バーケーション』でした。
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愛すべき小悪党を書かせたら、伊坂さんの右に出る者はいないですね。
終わり方がまた、とっても良いんです。

実は、5年間で書かれた短編をひとつに纏めたそうで、
この辺りも伊坂さんならではの手腕です。

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by mitaphoto | 2016-01-16 08:54 | 読むこと
2016年 01月 12日

『ひなた』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

本日お昼休みの読了は、吉田修一さんの『ひなた』でした。
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数年前に購入してあったのですが、
今年になってやっと読みました。

一見、なんの問題もない平凡な4人の春夏秋冬。
タイトルは『ひなた』だが、皆それぞれに心の中に日陰を持っている。
その日陰の部分をひなたのように暖かく優しく描いている
そんな作品でした。

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by mitaphoto | 2016-01-12 22:44 | 読むこと
2016年 01月 09日

『涙』

こんにちは。
横浜市泉区三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、乃南アサさんの『涙』でした。
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最近、すっかりハマってしまった乃南アサさんの作品。
時は東京オリンピック前後。婚約者から突然「もう会えない」と電話で告げられるヒロイン。
その婚約者は刑事であり、その先輩刑事のお嬢さんを殺害したとの容疑がかけられる。
「殺人を犯すような人ではない!」と、逃げ続ける婚約者を追い、たどり着いたのが宮古島。
あとは読んでのお楽しみですが、さすがに上下巻一気に読ませてしまいます。

まだパスポートと、風土病の予防接種を受けた証明が無ければ行けなかった沖縄。
さらに本島から離れた宮古島では、テレビの電波も届かない。
だって地球は丸いから。
ちなみに沖縄が日本に返還されたのは、私が小学校2年生のときでした。


東京オリンピック景気に沸く日本から、オリンピック後に職を失う人たちまでも背景にし、
昭和史を読むような面白さもありました。

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by mitaphoto | 2016-01-09 08:41 | 読むこと
2015年 12月 26日

『沈黙のエール』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

今朝の読了は、横関大さんの『沈黙のエール』でした。
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江戸川乱歩賞作家のその後が気になる私には興味が湧く作品でありました。
家族って、良いな〜と思わせて頂ける作品ですが、
帯の「号泣ミステリーの大本命」がハードルをあげてしまっています。

甘い物を沢山は食べられない私には、
そんなにシュークリームを大量に食べる人ばかりなのか?
という、どうでも良い疑問がわきましたが、
それ以外は、とても素直に感動させて頂いた作品です。

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by mitaphoto | 2015-12-26 09:04 | 読むこと
2015年 12月 22日

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

本日お昼休みの読了は、村上春樹さんの『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』でした。
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相変わらず、書評では酷評されることの多い作家ですが、
私は村上ワールドが嫌いではありません。
『ノルウェーの森』と『国境の南、太陽の西』を足して2で割ったような作品と感じました。
ま〜、批判する方の気持ちがわからないでもないのですが。。。
個人的には、良かったと思いますよ。

「色彩を持たない」って、そういう意味なのね。
というのは、割と早い段階で判明することは余談です。

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by mitaphoto | 2015-12-22 23:23 | 読むこと