風景とマラソンと読書について語るときに僕の撮ること

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カテゴリ:読むこと( 255 )


2017年 06月 03日

『カタコンベ』『誓約』『夜の署長』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『カタコンベ』神山裕右
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乱歩賞作品はなるべく読むようにしているのですが、
本棚の隅に埋もれて読み損ねていた作品。
ケイビング(洞窟探検)という趣味?仕事?が存在することを初めてしりました。
そんな
ケイビング(洞窟探検)に脚光を浴びせてみなした的な作品。

『誓約』薬丸岳
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最後まで読めば、完璧とは言えない作品かもですが、
続きが気になり一気に読ませることに関しては間違いなく国内トップクラスですね。

多少の穴に目をつぶれば、かなり面白かったですね。


『夜の署長』安東能明
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夜間犯罪発生率日本一の歌舞伎町を抱える新宿署には、〝夜の署長〟と呼ばれる伝説の刑事がいた――。
とのことだが、場所柄キャバ嬢が沢山出演。
実物のキャバ嬢を見たことも触れたこともないので興味津々でしたが、色っぽい展開は全くありませんでした。




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by mitaphoto | 2017-06-03 22:42 | 読むこと
2017年 05月 13日

『暗殺競売』『歌舞伎町ダムド』『フラッシュモブ』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『暗殺競売』曽根圭介
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乱歩賞作品『沈底魚』を読んだけれど退屈で、
次に読んだ『藁にもすがる獣たち』が有り得ないほど面白く、氏の作品は三作目。

短編集で最初の作品が思いっきり後味が悪い。

読んでいくウチにそういう仕事の話かと理解すれば不思議な魅力に取り憑かれていく。



『歌舞伎町ダムド』誉田哲也
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名作『ジウ』の続編的なニュアンスを漂わせているのは『ジウ』に失礼!
とまでは言わないけれど、同じくらい面白いのはそうそう書けませんよね。
ただ、氏の作品で中公文庫と言えば登場する東刑事はやはり魅力的で、
サプライズ的な登場人物もあってそれなりに楽しめました。


『フラッシュモブ』遠藤武文
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あまり評価が高くない作家?とは言え、乱歩賞作家の裏店シリーズ第2弾。

このシリーズに登場するのはクセのある天才肌の警視正。
個人的には天才よりも地道に靴をすり減らしながら捜査を根気よく続ける作風の方が好きなのだが、
どうにも憎めないキャラでつい購入してしまう。




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by mitaphoto | 2017-05-13 22:20 | 読むこと
2017年 04月 22日

『検察側の罪人』『亡国のイージス』『異人たちの館』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『検察側の罪人』雫井脩介
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本は、装画も含めた芸術作品だと思っているのですが、ちょっと購入を躊躇う装画でした。
結果、購入して良かった。

犯罪に手を染めた人物を、早く捕まれと思いながら読み続け、後半その感情に変化する自分に戸惑いました。
雫井脩介最高傑作かどうかはわかりませんが、かなり上位は間違いないでしょう。


『亡国のイージス』福井晴敏
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購入後10年以上放置。戦争モノがあまり好きではないうえに、
見開き2Pに及ぶ主な登場人物(しかも肩書きが専門的で馴染みが無い)に怯んでしまい
何度も読もうと思ってやめた。

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結果、すごい作品でした。『よく見ろ日本人。これが戦争だ』説明はそれで十分。


『異人たちの館』折原一
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以前、この作家の作品を読み漁ったことがあったけれど、なかなか手に入れることが出来なかったのがこの作品。
文春文庫から三次文庫として発売されたので購入→その後放置。
読んで見れば案の定、作品が出た時代に読めば面白かったかもだけど、、、




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by mitaphoto | 2017-04-22 23:49 | 読むこと
2017年 04月 01日

『絶叫』『京都西陣シェアハウス』『湖底のまつり』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『絶叫』葉真中顕
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文庫になるのを待ち焦がれた一冊。
読後感は良くないし、読んでいる途中も気持ち良いものではないが、
見事に引き込まれてしまいページを捲る手が止まらない。
前作『ロストケア』では、あってはならないが殺人犯の動機に共感出来る部分もあった。
本作では共感はできないが何か理解できてしまう。
平凡な女性が一転して、、、ただただ圧倒される凄まじい作品。

ちなみに警察協力医の研修を受けている僕には、警察小説で描かれる遺体が
実際とはかなり食い違うものと思っていたが、本作はその辺りもかなり調べて書かれている気がする。



『京都西陣シェアハウス』鏑木蓮
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ある意味もっとも鏑木蓮らしい作品。
憎まれ天使・有村志穂が憎まれ役過ぎて気になったが、纏め方もやっぱり鏑木蓮らしい。


『湖底のまつり』泡坂妻夫
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名作とのこと。
古い作品とは知らず帯に惹かれて購入もしばらく放置。帯に惹かれた。ただそれだけ。




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by mitaphoto | 2017-04-01 23:20 | 読むこと
2017年 03月 18日

『第Ⅱ捜査官』『第Ⅱ捜査官 虹の不在』『火花』『月の上の観覧車』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『第Ⅱ捜査官』安東能明
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今まで読んだどの作品とも作風が全く異なり戸惑う。
面白かったのか、面白くなかったのか
わからなかった程に戸惑う。

『第Ⅱ捜査官 虹の不在』安東能明
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前作と一緒に購入してあったので、昼休みに読了。
今回は短編が4編。
前作と合わせて計5編で、
最後まで主役の刑事が元物理教師であったという設定にした理由がイマイチわからない。
教え子が部下という設定も。

『火花』又吉直樹
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「報われない努力は努力とは言えない」
と言った世界一のホームランバッターを否定する訳ではないが、
人は誰でも それほど強い訳ではなく、
世の中の多くの努力は報われないか、
願った夢と叶った夢が違う形だったりもする。

誰もが1番になれる訳ではなく、誰からも認められる訳ではなく、
厳しい世界の中を自分なりに走り抜いた人たち。
確かに最終章あたりで雰囲気を壊してしまった感は否めなく、
酷評している方が多いのもわかるが、僕はとても良い作品だと思うのです。

『月の上の観覧車』荻原浩
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購入後しばらく放置していたのですが、ジワジワ来る~。

若い時と、ある程度歳を重ねてからでは、
それまでの人生を振り返ったときに歩いてきた道の距離は当然違う訳で、
経験が浅いぶん、若い頃の決断は誤る場合が多い。

だからと言って、歳を重ねても決断を迫られた時に正しい選択が出来るとも限らない。
そして、歳を重ねれば重ねるほど
「あの時こうしておけば」が積み重なっていく。

観覧車のように、何事にもどこかで残り半分を超える瞬間があって、
とても切ない。


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by mitaphoto | 2017-03-18 22:17 | 読むこと
2017年 02月 18日

『黒い鶴』『螺旋宮』『波形の声』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『黒い鶴』鏑木蓮
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今まで、この作家さんの外れ作品に出会ったことはなかったのだが。。。
デビュー前の未発表作品の寄せ集め。

『螺旋宮』安東能明
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めちゃくちゃ面白かった。

途中まで。
最後が???だが、この物語で納得いく結末は困難かな?
途中までの面白さだけでも損したとは思わない。

『波形の声』長岡弘樹
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7つの短編
それぞれ心に響くものが無い訳では無いが、
この作家ならもっと面白いのが書けたのではないかと思ってしまう。
『ない』が多くてゴメンなさい。


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by mitaphoto | 2017-02-18 22:23 | 読むこと
2017年 01月 28日

『その峰の彼方』『太陽の棘』『波動』『烈渦』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『その峰の彼方』笹本綾平
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氏の山岳小説は大好きですし、作中数々の名言が盛り込まれていますが、良くも悪くも『無難』

『太陽の棘』原田マハ
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深い傷が残る戦後間もない沖縄で、
若い芸術家たちと米軍基地に勤務する若いアメリカ人軍医たちとの奇蹟のような交流。
読書で凄惨な戦争がわかるはずもない。のだが、一瞬垣間見えた気がした。
情熱、切ない友情、逞しく生きる、『太陽の棘』の意味、全てが泣けた。

『波動』吉川英梨
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気になっていたけど未読だった作家さん。
警察小説としても社会派小説としても恋愛小説としても秀逸。
なにより、登場人物全てに魅力を感じる。

『烈渦』吉川英梨
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最終章あたりからエピローグまで泣き通しで脱水症状です。



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by mitaphoto | 2017-01-28 23:21 | 読むこと
2017年 01月 07日

『潜行捜査』『神の子』『貘の檻』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

最近読んだ本をまとめて。

『潜行捜査』安東能明
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鳥肌たちました。
震えました。
面白かったです。
世田谷一家殺人事件の真相は、この作品の通りなのでは?と錯覚してしまいます。

『神の子』薬丸岳
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これも夢中になって読んでしまいました。
雑用は溜まる一方です。

『貘の檻』道尾秀介
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途中でなんども入り込んでくる「夢の描写」が難解で、
この部分が無い方がテンポ良く作品に入り込めるような気もしますが、
最後まで読むと、なんとなく作者がこの描写を入れようとした意図も想像できます。
たぶん、間違っていると思うけど。

そして読む前の予想に反し、結果的に道尾氏の作品の中で
一番面白かったかも知れません。
ばら撒いた伏線の、教科書的な回収の仕方みたいな感じでした。


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by mitaphoto | 2017-01-07 22:08 | 読むこと
2016年 12月 30日

『ノーザンライツ』『ゼンカン』『雪煙チェイス』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

またまた更新をサボってしまい3冊まとめていきます。
『ノーザンライツ』星野道夫
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彼らはオーロラを、
ノーザンライツ、北極光と呼ぶ。

この作品の最終章は
『極北の原野を流れる”約束の川”を旅しよう Ⅰ』

Ⅱを書く前か、書いている途上でクリル湖畔に設営したテントでヒグマの襲撃に遭い死去。

『ゼンカン』安東能明
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まだこの作家さんの作品は半分も読んでいないけれど、
普通の能力の警察官が地道に努力を重ねて犯人逮捕に至る的な作品が多いような気がします。

しかし本作では辰巳という天才肌が登場しています。
そして、殺人以外の捜査にスポットを当てた短編集だったので、
『殺人のある純文学』を好む私には物足りなかな?と予想していたのですが、
割と面白かったです。

『雪煙チェイス』東野圭吾
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書評を見てみれば、案の定酷評ですね~。
さらっと読みたい気分のときには、このての作品は良いと思うのですが。


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by mitaphoto | 2016-12-30 21:44 | 読むこと
2016年 12月 18日

『尾根を渡る風』『限界捜査』『侵食捜査』『死神の浮力』『首折り男のための協奏曲』

こんにちは。
三田矯正歯科医院、院長の三田浩明です。

またまた更新をサボってしまい5冊まとめていきます。

『尾根を渡る風』笹本綾平
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氏の作品にしては、一難去ってまた一難が起こる訳ではないが、
山岳小説と警察小説を程よく掛け合わせた良書。

『限界捜査』安東能明
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引き続き、この作家を読み漁っていますが面白かったです。
皆の意見は?と思い書評を覗いて見れば、皆さん評価低いですね。
確かに、特に後味の悪い犯罪内容でしたが。。。

『侵食捜査』安東能明
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前回に続き、生活安全課が舞台の疋田務シリーズ。
・3の刻印の謎・病院乗っ取り・医療過誤・復讐・美容整形etc.
もう盛り沢山(^^)

『死神の浮力』伊坂幸太郎
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短編集だった『死神の精度』の続編ですが、今度は長編。
面白かったけれど、やはり短編集だった前作のテンポ良さには敵わないかな?
次はまた短編集希望です。

『首折り男のための協奏曲』伊坂幸太郎
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なんか変だな~と思っていたら、こちらは短編集だったのですね。
しかも、それぞれが微妙に関係しあっている。
タイトルは不気味ですが、何度も可笑しくて笑わせてくれました。
そんな中で、「僕の舟」という章が、あり得ないけど心温まるストーリーで一番好きです。
それと、最後の「合コン」は参考になりました。
もう、呼んでもらえることはないでしょうけど。。。

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by mitaphoto | 2016-12-18 23:34 | 読むこと